令和6年度は、敬愛学園・千葉敬愛、東葉高校の併願推薦募集停止、明徳高校の基準値+2など、私立併願推薦の状況が大きく変わって厳しくなった年でした。
※2024年11月追記 すべて停止ではなく、一部コースの併願推薦の募集停止です。
詳しくは以前の記事「敬愛学園・千葉敬愛の推薦募集が一部停止!」をご確認ください。
令和7年度はどうなるのか?他の私立高校も基準値引き上げ、募集停止等はあるのか??ということで、現在各私立高校の塾対象説明会に参加して情報を集めています。
現時点で変更がありそうなのは、以下の2校です。
桜林高校:総合コース 併願推薦 9科26→27 単願推薦 9科24→25
特進コース 単願推薦 5科15→16
東京学館浦安高校:総合進学コース 併願推薦 5科16→17 9科29→30
国際教養コース 併願推薦 5科18→19
ただし、両校ともに確定ではなく現時点での状況ですので、詳しくは秋ごろに各校のHPや募集要項で必ずご確認ください。
桜林高校については、新たに「総合進学コース」が設けられる予定です。
従来の総合コースと特進コースの間にあたるコースで、「総合コースだけど大学進学を目指したい」「特進の基準を満たしているけどちょっと不安」という生徒向けです。
よくある私立の新コースというと、一番上の特進クラスを作りました!というパターンが多いのですが、あえて中間のコースを作るというのは桜林高校らしいと感じます。
勉強に対してあまり自信が持てない生徒に学力をつけさせて、自信を持って目標にチャレンジしてほしい!というメッセージが込められているそうです。また、入学後に総合進学から特進コースにステップアップできる仕組みも検討しているようです。
東京学館浦安高校は、校長先生をはじめとても優しい雰囲気のご説明でした。「うちとしては来てくれる生徒はみんな受け入れたいけど、定員が厳しくて…」とのお話し。
基準点は16→17と1点アップなのですが、加点の仕組みが厳しくなりそうな点も要注意です。
昨年までは2点まで加点が可能で、その項目も「3年間部活に所属」など満たしやすいものが多かったのですが、今年からは「検定の3級以上」のみ、ということになりそうです。また、3級を2つ(英検+漢検など)持っていても加点は1点までで、唯一準2級を持っている場合のみ+2点の加点が認められます。
実質的には2ポイントアップと言っても差し支えない変更だと思います。
また、現時点で来年度も変更しない予定の高校は以下の通りです。
・敬愛学園
・千葉明徳高校
7月16日には一番気になっている千葉経済高校の説明会があります。
引き続き最新の情報が入手でき次第お伝えしていく予定です。