公立高校を受験した9名、全員合格!おめでとうございます!!
今年もコロナ禍の中で、子どもたち、保護者の方も負担が大きい環境だったと思いますが、その中でよく頑張ってくれました。その努力が結果に繋がったことを、嬉しく思います。
「合格という結果だけが大切なのではない」と、よく生徒に話すことがあります。
スポーツでもそうですが、結果にはある程度の運や他人の様子など、自分ではコントロールできない要素がかかわってくるからです。
また、オリンピックなどを見ていると感じますが、メダルが取れなかった選手がいたとしても(必ずいますが)、その選手の演技やプレー、それまでの努力は素晴らしいものです。結果だけでなく過程と、それを受けて次にどう活かすかが大切なのです。
でも一方で、子どもたちに「合格」という喜びを味わってほしい、努力が報われる経験をしてほしい、という気持ちも、先生としてはもちろん強くあるのです。
なので、出願校を相談して決める時は毎年悩みます。
結局私にできることは、「合格する確率をできる限り正確に把握すること」と、「生徒本人が悔いのない選択ができるようによく話す」ことの2つだけです。
その中で自分で選んだ目標に向けて努力し、結果を出した子どもたち。
不安を抱えながらも、志望校を変えずに努力を続けて、合格した子どもたち。
この素晴らしい経験を自信にして、4月からの高校生活を充実したものにしていって欲しいと願っています。
…あとは、高校受験で苦しんだ経験を忘れずに高1から勉強頑張っていこうね!!