千葉県公立高校入試 終了! 出題傾向は?難易度は?平均点の予想は??

21日・22日で、公立高校入試が終了しました。

受験生の皆さん、お疲れさまでした!!

21・22日は、生徒たちが帰ってくる前に問題を入手して、全て解いておくようにしています。

1日目の英語・数学・国語は、「難しかった!」という声が多く聞かれました。2日目の理社は比較的解きやすい問題だったようですね。

千葉学習塾協同組合による、加盟塾の生徒たちの自己採点から算出した平均点予想は、

『267.8点』

となっています。

昨年が266.7点でしたので、5科合計では昨年並みです。

各教科については、英語が少し難しくなった分、理科・社会が得点しやすく、合計では昨年とあまり変わらない結果となりそうです。

さて問題の中身ですが、昨年から変わった点は…

「英語の大問6 作文」の形式が少し変わりました。

昨年は4コマ漫画のうち3番目のコマの吹き出しを、25単語程度で埋めるものでしたが、今年は2コマ目・4コマ目の吹き出しをそれぞれ10語程度で埋める形式に変わりました。

2コマ目は話の流れに沿った文にしないといけないので、書く内容に制限が大きくなります。ただ、一つひとつの文は短くなったので、むしろ解きやすくなった印象です。

他にも、社会の問題の中に谷川俊太郎の「朝のリレー」を題材にしたものがあったり、英語長文にグラフや図表の読み取りが入ったり、数学の大問5は見開き2ページいっぱいの文章を読み取ってこたえる問題があったりと、

「思考力・読解力・複数資料からの読み取り」

を重視するという最近の傾向も見られました。

来年の受験生も、基礎学力をしっかり身につけることは前提として、その上で暗記に偏らずに意味理解を深める、様々な資料や文章に触れて考える、ということを普段から意識して行っていく必要がありますね。

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