大学入試攻略! ③一般入試で受かるには、どのぐらい勉強したらいいの?
こんにちは!稲毛海岸で24年の個別指導塾、三和個別学院です。
さて今回は、高校生の英語勉強法についてです!
新高1向けに、一番効果のある勉強法を先に言ってしまいましょう。
学校の単語の小テストで、一夜漬けでなく満点を取ることです!
中学校から高校に入って、大きく変わることは2つです。
① 文法用語が難しくなる
② 長文の量・単語や熟語の量が増える
重要なのは②の方です。
まず①は、説明に使われる用語が難しくなります。
例えば、『You play tennis on Sunday.』という文。これは中学校で習った、簡単な文ですよね?
これを高校っぽく説明すると…
『S+V+Oの第3文型で、tennisが他動詞playの目的語になっている。そこに、onという前置詞から始まる副詞句が、動詞playを修飾している。』
何言ってんの!?って言いたくなりますよね!?
もともとの英文より、それを説明している日本語の方が訳が分からない状態です。
こんな感じで、今まで習った英文を、詳しい文法用語を使って説明しなおすことから高校英文法は始まります。
そこで重要なのは、「予習で文法用語に慣れておく」こと。
説明に使っていることばさえわかれば、最初は中学校でも習った文なので、理解がしやすいです。
次に② 長文や単語・熟語の量が増えることについて。
はっきり言います。高校英語は、単語・熟語の暗記が最重要です。
私(犬塚)自身の大学入試の経験上でも、熟語の暗記が一番大きな効果がありました。
理由① そもそも、英語はことばなので、学年に限らず英単語の意味が分かることは一番大事。
理由② 中学校で文法の基礎は一通り終わっているので、高校で新しく習う文法はかなり細かいマニアックなことが多い。
理由③ 大学入試が、文法を問うよりは長文の内容を読みこなす方向に変わっている。
(共通テストは長文とリスニングのみ)
大学受験の指導をしている時にも、一番のネックは「そもそもわからない単語が多い」ことです。逆に言えば、単語や熟語の意味さえわかれば、長文のある程度の内容は理解できることが多いです。
英語が得意になりたい高校生の皆さんは、ぜひ単語・熟語の暗記にパワーと時間を使ってください。
やり方を詳しく話すと長くなりますが、まずは英単語や英文に触れる機会を増やすことは絶対に必要です。
「わからない単語があったら調べる」
「単語帳を繰り返し勉強する」
「学校の単語の小テストを、一夜漬けでなくきちんと覚える」
「長文を繰り返し音読する」
などなど、日々の勉強の中で、英単語をおろそかにせず、積み重ねていきましょう。