今年も三和の中3生、全員合格です！おめでとう！！よく頑張りました！
公立高校に関しては、3年連続で全員合格です。
毎年思うことですが、「余裕で受かる」なんていう生徒はほぼいません。それぞれに不安を抱えながら、それでも1年間努力を積み上げて、結果として合格に結びついたのです。
特にこの3年間は公立高校入試が一本化されましたので、時の運、という要素も入ってきます。「不合格だからダメ」というわけではなく、「合格に足る努力をできた」ことが、これから高校、またそれ以降を生きていくうえでの自身に繋がることを願っています。
今年の3年生で、数学がとても苦手だった生徒がいました。
入塾当初は、数学の授業になると明らかに集中力が続かなかったり、少しわからなくなると寝てしまうこともありました。
しかし、基本に戻ってできるところから始め、繰り返し正解できるまで勉強していくうちに、「ここは楽しい」「わかったら数学楽しいかも」という部分が徐々に増えていき、入試本番にはほかの教科と遜色ない点数を取ることができました。
3月の高校準備授業の中で、時間が少し余ったので高校からの春休み課題（国数英1冊ずつ）でもやろうか、という話になったときに、その子が選んだのが「まず数学から」でした。
最初は苦手だった数学が、今では真っ先に手に取る教科になったことに気づき、その子自身も自分で驚いていました。その様子をみていた私も嬉しかったですし、「安心して高校に送り出せるな」と感じることができました。
日本の受験制度についてはいろいろ意見がありますが、明確な目標に向かって努力するきっかけになり、それを通じて成長できるきっかけにもなっているという面も、塾をやっていると実感することがあります。
来年度の新中3生も、自分のこれからのために頑張りましょう！
