高校入試 来年は何が出題される!?

5月14日に、文部科学省から来年度の高校入試について発表がありました。

試験範囲について簡単にまとめると、

「出題範囲や方法について配慮してください」
例として挙げられているのは、
① 3年生からの出題範囲は、習っていない部分を削る
② 習っていないかもしれない範囲は、問題を選択できるようにする
③ 中学校の進度に地域差がある場合は、学力試験で不利にならないよう面接・作文も用いる

などとなっています。

まずは、「3年生の範囲が終わらないので、最後のほうは出題されない可能性がある」ことがポイントです。
つまり、3年生の前半や、1・2年範囲の配点が増えるので、しっかり復習しておくことが大切ですね。

次に、「じゃあ習ってない範囲はどうするの?」という問題です。
この発表だと、3年生範囲がすべて終わらなくても仕方ない、というようにも読めます。

この場合、いちばん危険なのは数学です。中3の後半で習うのは「三平方の定理」「標本調査」などですが、特に三平方の定理は高校でもよく使うものです。どこかで学習はしないと、高校の授業が分からなくなってしまいます。
ならば、来年の高校1年生で追加で習うことになるのでしょうか?来年の卒業式を遅らせて3月に授業?
ここがどうなるかはまだ不明です。
どちらにせよ、受験で使わなかった範囲の理解が浅くなってしまわないように対策が必要ですね。

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